2009年6月16日火曜日

本物なら600億円! ダ・ヴィンチ「ラロックの聖母」が日本初上陸



本物なら600億円! ダ・ヴィンチ「ラロックの聖母」が日本初上陸

これは見に行くに決まってますな。

以下引用です。

「ラロックの聖母」は、1998年にフランス南部の田舎町ラロック村にある小さな中古用品店で3人の男達が発見し、1500フラン(当時の日本円で約3万円)で購入。絵のクリーニングをすると、微笑みを湛えながら赤ん坊のイエスに乳を与える聖母マリアとヨハネの姿が現れ、それは紛れもなくイタリア・ルネッサンス時代によく描かれたピラミッド型の構成をした聖母子像だった。

 3人は専門家の意見や科学的な証拠を求め、同絵画の研究に没頭。1999年にはX線分析を行い、使用されている絵の具が、15世紀の終わりから16世紀初めの物であることが判明。しかも、ダ・ヴィンチの生きた時代によく使われていた卵の黄身を使用したテンペラ技法が用いられていることも発見された。

 さらに、04年には、ダ・ヴィンチ最大の特徴である「微笑み」に関する衝撃の発見がなされる。絵の表面からは見えない下の層に、何が描かれているのかを調べる赤外線分析によって、目に見えている微笑みよりもはるかに優しく、柔らかな微笑みを湛えた口元が描かれていることが判明。そして、この「微笑み」こそダ・ヴィンチ作品最大の特徴という結論に至った。

 フジテレビ系の人気バラエティ『ザ・ベストハウス123』(毎週水曜 後9時~)でも「ラロックの聖母」が大きく取り上げられ、本当にダ・ヴィンチによる作品なのかを独自に検証。ダ・ヴィンチ作品の最高権威者であるアレッサンドロ・ヴェッツォシィ氏(レオナルド・ダ・ヴィンチ博物館館長)にインタビューを敢行し、この絵画が「少なくとも、レオナルド派の作品であることは間違いない」と断言している。

 現在、200個ものダ・ヴィンチの指紋を保存しているキエティ大学のカパッソ教授らが、「ラロックの聖母」にダ・ヴィンチの指紋が残っていないかを調査中。今のところ、手のひらの指紋というべき「掌紋」が発見されており、彼らはダ・ヴィンチが残したあらゆるものから「掌紋」の採取を試み、誰が残した「掌紋」なのかを調べている。

 すでに30億円の価値があると言われる同絵画だが、まだ完全に修復されていない。今後、専門家の手によって正しい「修復」が施され、研究が進めば、新たな発見があることは間違いない。そして、その新たな発見により、ダ・ヴィンチが描いたものだと断定されれば、その価値は最低でも600億円はくだらないという。



             by WebディレクターのWeblog

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